精神遅滞で障害基礎年金2級を受給した事例
傷病名:精神遅滞
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給額:約78万円
相談に来られた時の状況
平成28年9月、ご両親が知的障害の息子さんの障害年金の請求手続きについての相談に来られました。
一般企業に障害者雇用されているが、20歳になるため、将来のために何とか障害年金を受給したいので手続きを依頼したいとのことでした。
相談から請求までのサポート
幼少の頃より、発語、発育は遅く小学校では普通学級でいじめを受けていたので、中学校は特別支援学級、高校は特別支援学校に在籍しました。現在、一般企業(スーパー)で障害者雇用として1日6時間、週5日就労。社会保険と雇用保険に加入。
IQは49で、療育手帳はB(中等度)でした。
精神遅滞の場合、就学状況(いじめの有無等)、就労状況(周囲との連携、援助の内容等)が重要なのでご両親から詳細にヒアリングを行い、病歴・就労状況等申立書を作成しました。
併せて日常生活能力の判定が適正に診断されるように医師への参考資料を作成し、受診時に同席して医師への説明を行いました。
結果
平成29年3月、障害基礎年金2級が決定し、約78万円を受給することができた。