額改定により統合失調症で障害厚生年金2級を受給
傷病名:統合失調症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給額:1,314,000円
相談に来られた時の状況
平成26年9月、ご本人(40歳代、男性)から電話を頂き、無料相談会に来られないので、自宅付近の喫茶店で面談した。
平成3年、県外の会社で就労中に統合失調症と診断され、休職後退職。その後、広島に戻り治療を継続しているが就労は困難な状況が続いている。
この間、障害厚生年金3級を受給しているが、2級にしてもらいたいので、手続きを行いたいが、自分ではできないので、専門家のサポートを受けたいとのことでした。
相談から請求までのサポート
先ず委任状を頂き、年金事務所より、これまでに提出された診断書と病歴・就労状況等申立書を取り寄せた。
診断書を精査するとご本人の日常生活の状況を正確に反映していないと思われたので、日常生活の能力の判定に参考となる資料を作成し、診断書の用紙とともに主治医に渡してもらった。
額改定では、病歴・就労状況等申立書は不要であるが、念のため、ご本人から、これまでの治療の経過(入院歴、処方薬等)、自覚症状の内容、就労状況(就労が困難な状況)、日常生活の状況(周囲の援助の内容)を詳細にヒアリングし、病歴・就労状況等申立書を作成した。
結果
結果、平成27年4月、額改定により精神障害で障害厚生年金2級が決定した。
年金額は、1,314,000円である。