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統合失調症/申立書を添えて支給停止事由消滅届を提出、障害基礎年金2級を再受給

相談者

傷病名: 統合失調症
決定した年金種類と等級: 障害基礎年金2級
支給額:1,004,600円(子供の加算:224,500円)
エリア:広島市

相談に来られた時の状況

平成27年10月10日、ご主人が無料相談会に来られて奥様の障害年金の支給停止の解除について面談を行なった。

平成13年頃から、奥様が混乱すると包丁を持ち出したりするため、平成15年2月に受診した。妄想気分による混乱、被害関係妄想、思路の乱れもあり、統合失調症と診断。飛び降り自殺企画歴があり、平成20年11月~12月、入院。気分はほとんどいつも沈みがちで、不安も強い。時に自分を非難する幻聴が聞こえる。人と会うのが恐く、ほとんど家に引きこもっている。コンビニに買物に行くことも1人ではできない。家事や育児もほとんど夫に依存している。希死念慮を口にし、ハサミや包丁を持ち出すことが、月に1回以上ある。家事もほとんどできず、一日中横になってボーとしていることが多い。日常生活に著しい困難があり、夫の援助が不可欠。労働能力はない。平成21年より障害年金を受給していたが前回の更新時に支給停止になっているので、支給停止を解除したいが、自分ではできないのでサポートしてほしいとのことでした。

 

相談から請求までのサポート

先ず、ご本人の委任状を頂き、奥様の日常生活能力の状況等についてご主人から聴取した内容を記載して参考資料を作成し、通院されている病院に診断書の作成を依頼した。

支給停止事由消滅届については、病歴・就労状況等申立書は不要であるが、支給停止以降の病歴、治療の経過、就労状況、日常生活の状況を詳細に伺い、病歴・就労状況等申立書を作成して年金事務所に提出した。

 

結果

平成28年3月、障害基礎年金2級の受給が決定した。

年金額は、1,004,600円(子供の加算:224,500円)である。

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